東京の運転免許試験場、そこで提供される「豪快カツカレー」が予想裏切るウマさ
東京都民なら馴染み深い鮫洲の運転免許試験場。その館内で見つけた食堂で、ちょっと気になるカツカレーを発見してしまった。
世の中には様々な「ゲン担ぎメシ」があるが、やっぱり知名度ナンバーワンはトンカツだろう。
勝負に「カツ」と文字ったものであるが、自動車免許更新のため東京・品川区「鮫洲運転免許試験場」を訪れた記者は、施設内で意外な“勝ちメシ”を見つけたのでここで紹介したい。
【写真】カレーを食べるために使用する謎スプーン
■庁舎2階の食堂
京急本線「鮫洲駅」から徒歩8分。2016年に新庁舎へ生まれ変わり、どこか古い病院を思わせるレトロな建物から、清潔感あるスタイリッシュな建物に変貌を遂げたのが鮫洲運転免許試験場だ。
館内では雑談する人もおらず、なんとも言えない緊張感がある。そんな中、講習(座学)用教室が複数ある2階のはじっこに、一面ガラス張りの食堂を発見。今回のお目当てはココ。スペース前には、料理の写真を並べたショーケースがあり、講習を終えた人たちが慌ただしくメニューを選んでいた。建物が変わる前は「ザ・食堂」といった感じだったが、今やおしゃれなカフェテリアのようである。
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■「カツ!カツ!カツ!カツ!」
この食堂、じつはネット上でも評判が高く、同施設における一つの名物になっている。スパゲティ、ラーメン、つけ麺、そば、うどんといった麺類のほか、カレー、各種定食などご飯物を加えると合計約25種類。デザートとしてケーキセットなどもある。
メニューを決めたら真横の食券販売機でチケットを購入する。値段は「醤油ラーメン」(550円)、「カレーライス」(570円)、「うな重」(850円)、「とんかつ定食」(720円)といった感じに、街中にある飲食店よりおよそ1~3割くらいは安いだろう。
記者は、迷うことなく「カツカレー」(810円)を注文。ショーケースには、「肉厚ロースが美味しい」というシンプルな特徴に加え、「試験にカツ!目検にカツ!カツ!カツ!カツ!」とだいぶクセの強いゲン担ぎ言葉、そして「katsukare」という豪胆すぎる英訳が記されていて、妙にひかれたのだ。