「蚊がいなくなるスプレー」を他の虫にかけると… まさかのオーバーキルに衝撃
あまりに効果が強すぎて「使用者もビビる」と話題の殺虫剤。どれくらい効果があるのかというと…。
「春の気候は大好きだけど、花粉症だけは本当に辛い…」といった具合に、四季には独自の魅力だけでなく、その季節ゆえのウィークポイントも存在するもの。
夏といえば「猛暑」と蚊を筆頭とする「虫」が何かと嫌われがちだが、ネット上ではある「凄まじい殺虫剤」が話題となっていたことをご存知だろうか。
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■あまりにも強すぎる…
注目を集めていたのは「KINCHO」(キンチョウ)の呼び名でお馴染みの「大日本除虫菊株式会社」より販売中の「蚊がいなくなるスプレー」という逸品。
あまりにストレートな名前の同商品だが、某大手通販サイトのレビュー欄を見ると、そこには「蚊以外にも効きます!」「ハチを撃退した…」といった具合に、ユーザーたちからの驚きの声が多数寄せられていたのだ。
基本的に高評価がつけられている中で「星1つ」という低評価を見かけ、レビューをチェックしてみたところ「おれは壁に止まっただけだ」「苦しい、苦しい…仲間も全員やられちまった。こんなスプレーには星1つもやりたくない」という凄まじくハイセンスは推薦文を発見。
野生の蚊が書いたと思しき同レビューの評価は星1つだが、人間目線からすれば実質「星5つ」の評価と言えるだろう。同商品は5月半ばにツイッター上にて「効きすぎて使用者がビビる殺虫剤」の異名で一躍話題となった。
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■冷静に考えると危険では?
と、ここで気になったのはメーカー側の反応である。そもそも商品名に「蚊がいなくなる」と謳っていることから、蚊を撃退する効果は言わずもがなだが、本来の用途と異なる使用法はメーカー側も望んではいないはず。
特にハチのような害虫にスプレーを噴射し、逆に相手を刺激してしまう…といった事態は考えただけでも恐ろしい。
事実、しらべぇ編集部では過去にも「意外な用法がある」とユーザー間で話題になった商品に関する取材依頼を企業・メーカーに相談した経験があるが、やはりいずれも「開発側が推奨している本来の用途ではないため、コメントは控えさせてほしい」という返事が最も多い印象を受けた。
そこで今回は、半ば駄目もとでKINCHO担当者に取材を依頼。すると疑問に答えてくれただけでなく、同商品の凄まじいポテンシャルが明らかになったのだ。