50代女性ハイカーが山中で行方不明 救助活動は5日間の長丁場かつ大規模に
ハイキングのグループからはぐれてしまった女性が、ヘリコプターも出動する捜索の末に発見された。
■5日間の捜索活動で無事発見
登山グループの他メンバーたちは、ケラーさんが最後に目撃された場所まで戻り、キャンプで一晩停泊したという。そして翌日5日の朝、公園の管理者にケラーさんが遭難したことを伝えている。
この日から連日、いくつかの救助チームが山に入り、ケラーさんの捜索活動が行われることになった。
天候が悪く雲天井が低いため、航空機器の機能が使用できない時間帯もあった。そんな中、パトロール隊の飛行機は天候が回復したタイミングをうまく利用して、ケラーさんを無事に見つけることができた。
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■山歩きには注意を
今回の事件では、多くの救助隊員を巻き込み大規模な救助活動が行われることになってしまった。ケラーさんは無事だったものの、山の中では何が起こるか分からない。危険な野生動物に出くわす可能性だってあるのだ。
ケラーさんのような中高年に限らずだが、登山をするときには、仲間とはぐれてしまわないように十分気をつけなければならない。常に誰かと行動をともにする、万が一はぐれてしまった場合は1人で先に進まないようにするなど、注意が必要だ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)