西島秀俊、『ドライブ・マイ・カー』共演の岡田将生ベタ褒め 「すさまじい演技」

12日、映画『ドライブ・マイ・カー』のプレミアイベントが都内で開催され、俳優・西島秀俊が登場。共演した岡田将生の演技をべた褒めした。

西島秀俊

俳優の西島秀俊が12日、東京・六本木で開催された映画『ドライブ・マイ・カー』のプレミアイベントに登場。

俳優の岡田将生、女優の三浦透子、霧島れいか、濱口竜介監督とともに登壇し、15日に32歳の誕生日を迎える岡田を皆で祝福した。


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■カンヌ国際映画祭で4冠

ドライブ・マイ・カー

俳優であり演出家である家福悠介(西島)は、最愛の妻・音(霧島)と満ち足りた生活を送っていたが、ある日、音は秘密を残してこの世から去ってしまう。2年後、広島での演劇祭に愛車で向かった家福は、ある過去を持つ寡黙な専属ドライバーみさき(三浦)と出会う。さらに、かつて音から紹介された俳優・高槻(岡田)の姿をオーディション会場で見かけるが…。

村上春樹原作の重厚なストーリーを179分の映像に仕上げた同作は、第74回カンヌ国際映画祭脚本賞ほか全4冠という快挙を達成。8月20日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショーが開始される。


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■達成感あらわにする西島

西島秀俊

濱口監督は、「この原作を映画化するだけでも大きなチャレンジだった。中でもキャスティング。村上さんが物語で描いたキャラクターと類似する俳優、女優を探し、結果的に本当に素晴らしいキャスティングとなった」と同作を振り返る。

それを聞いた西島は、「村上春樹さんの小説は、主人公がずっと心の中を語る。心の中が読者に伝わる。映画の中では、自分の心の中を語れないので、その分感情豊かに演じた。本読みを重ね、たくさんの感情を詰め込むこんだまま、本番に臨めました」と、演じる難しさを回顧しつつ、達成感をあらわに。

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■「恥ずかしいけど泣いちゃった」
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