太田光、デルタ株の強い感染力を疑問視 「本当と確信できたことではない」
感染力が強いと言われているデルタ株に対し、爆笑問題の太田光が「そこまでのものだったら、こんなものじゃ済んでないよね」などと疑問を口にした。
感染爆発に歯止めがかからない新型コロナウイルスの最新動向を、15日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)が特集。MCの爆笑問題・太田光が、感染力が強いと言われているデルタ株に疑問を投げかけた。
■デルタ株の感染力が話題に
番組は感染の増大に伴い、自宅療養者が急増している問題を特集。また、家庭内感染も増えているとのデータを示し、まずはコメンテーターのひろゆきこと西村博之氏に私見を求める。
ひろゆき氏はすれ違っただけで感染したという事例もあるデルタ株の感染力を挙げ、「地方で、1階と2階で分かれて暮らすとか、お風呂トイレ2個ありますみたいな豪華な家だったらいいですけど、東京ほぼ無理じゃないですか? そうすると家族全員感染しますっていうので、感染者数どんどん増えてっちゃうんですよね」と指摘。
同居していれば家庭内感染が増えるのは当然ではないかと、両者の関連性を口にした。
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■すれ違い感染は「あったかもしれない」
しかしこれに関して、太田は「ちまたで10秒間すれ違った人がうつったっていうのも、それはひとつの例として“あったかもしれない”っていう話で」と懐疑的に持論を展開。
「実はそこまでのものだったら、こんなものじゃ済んでないよね」と、報道されているほどの感染力ならば、現在の感染爆発よりもさらに感染者数は増えているはずだと推察する。
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■「確信できたことではない」と疑問視
さらに太田は、「その辺は、一個一個、ひとつのアイデアはいいとしても、その前提の、ひろゆきくんの『すれ違って~』っていうのは、決して本当と確信できたことではないというのも考えないと」と、引き続きデルタ株の感染力を疑問視。
「やっぱり、聞く側がそれを聞き分けて言わないと、いろいろ混乱することになるとは思う」など、正しい情報の取捨選択が重要だとも指摘ししている。
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(文/しらべぇ編集部・玉山諒太)