約3割もの人が“メールの書き出し”に不満 「時代に合わせて変えて」の声も
メールの書き出しとして恒例の「お疲れ様」。このビジネスマナーに疑問を抱く人も多いようで…。
社会人に必須のスキルの一つとして「メール対応」がある。上司だけでなく、取引先に対して、ビジネスマナーに沿った内容のメールを書かなくてはならず、苦戦した経験がある人も多いのでは。
しらべぇ編集部の調査によると、メールを書く際に恒例となっている「マナー」について、全体の3割以上の人が疑問を抱いていることが分かった。
■3割以上がメールの書き出しに疑問
しらべぇ編集部が全国の10代~60代の男女384人を対象に実施した意識調査では、全体で35.4%の人が「メールの書き出しの『お疲れ様』はいらないと思う」と回答。
男女別に見てみると、男性は33.9%、女性は29.8%と男性のほうが高い割合となっていた。
関連記事:長嶋一茂、日医会長への意味深発言に注目 「僕は知っている」「いつか言う」
■「時代に合わせて変えてほしい」との声も
メールの書き出しに「お疲れ様です」と書くことに違和感を抱いているという30代男性は「朝一番に『お疲れ様です』っておかしくないですか?」と漏らす。「それも、毎回同じ書き出しだし、入社時に上司から教わったときから違和感がありました」と語った。
また今年、新入社員として会社に入社したばかりの20代女性は「正直、今でも上司が送った文章をコピーして使ってます。ビジネスマナーって細かすぎて、自分で一から書こうと思うと変にミスしてしまって…」とし、「無駄なビジネスマナーが多いので、時代に合わせて変えてほしい」と訴えた。
関連記事:長嶋一茂、日医会長への意味深発言に注目 「僕は知っている」「いつか言う」
■長嶋一茂は「あまり堅苦しいのはどうかな」
一方、50代男性は「メールの書き出しの『お疲れ様です』は必要だと思います」と語る。自身は、入社当時から上司や取引先への「挨拶」として必ずメールの書き出しに「お疲れ様です」と書いていたそうで、「マナーはマナーなので、どんな小さなことでもしっかりと続けていくべき。これまで残ってきたのだから、無駄なものではない」と語っていた。
ちなみに、過去にタレント・長嶋一茂が『羽鳥慎一 モーニングショー』(テレビ朝日系)に出演した際は、「時代もあるからあまり堅苦しいのはどうかなって思う」としつつ、「日本特有の文化になっているから書いてもいいと思う」とコメントしていた。
・合わせて読みたい→「お祈り」が届いた就活生、なぜか大いに感動 カゴメの粋な計らいに称賛相次ぐ
(文/しらべぇ編集部・北田力也)
対象:全国10代~60代の男女384名 (有効回答数)