10月新ドラマ『日本沈没―希望のひと―』　中村アンらメンバーキャストを発表

 

■個性派ぞろいの日本未来推進会議

そして中村が演じる相原たちと同じく日本未来推進会議の他のメンバーも発表された。

国土交通省代表で無口な安藤靖（あんどう・やすし）は、数々のドラマや映画で重要な役どころを演じる名バイプレーヤーの高橋努。屈強な男が多い高橋だが、今回天海たちとともに日本の未来に向き合う勇姿にも期待したい。

財務省代表で関西弁の嫌みなインテリ・織部智（おりべ・さとし）は、2010年に小栗主演の日曜劇場『獣医ドリトル』にゲスト出演の経験がある浜田学。『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』（関西テレビ）では小栗とバトルシーンで共演しており今回の絡みも必見である。

法務省代表で生真面目な性格の北川亜希（きたがわ・あき）は、ヨコハマ映画祭で助演女優賞を受章し、幅広い役柄で映画やドラマで活躍する河井青葉。

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■唯一無二の存在感をそれぞれが放つ

文部科学省代表で変わり者の財津文明（ざいつ・ふみあき）をコントユニット・ジョビジョバ出身でコミカルなたたずまいで唯一無二の存在感を放つ六角慎司が演じる。

総務省代表でコミュニケーション能力の高いインテリ男子・大友麟太郎（おおとも・りんたろう）を、舞台を中心に活躍する山岸門人。『きみが心に棲みついた』『あなたのことはそれほど』（ともにTBS系）でレギュラー出演しアクの強い役を演じており今回も注目である。

防衛省代表で家庭的な体育会系の仙石治郎（せんごく・じろい）を演じるのは、『A LIFE〜愛しき人〜』『グッドワイフ』など日曜劇場に多数出演の竹井亮介。

農林水産省代表で見た目とはウラハラに現場至上主義の現実主義者・白瀬綾（しらせ・あや）は舞台を主に活躍する高野ゆらこ。メンバーの中でも群を抜く存在感の白瀬を高野ならではの演技で空気感を作り出し、目が離せない。コミカルな掛け合いにも注目である。

円卓の騎士のように日本未来推進会議で日本の未来をかけてぶつかり合う、実力派俳優たちの姿。緊迫感のなかのコミカルでテンポのいいやりとりは、同ドラマにおいて一息つけるシーンになっており必見だ。

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■応援したくなる頼りたくなる官僚の姿

同ドラマのプロデュース・東仲恵吾氏からコメントが届いている。

東仲氏：今作の大きなテーマの1つは、沈没という未曽有の危機の中でも人々を救うために諦めないリーダーたちの姿です。今回発表された日本未来推進会議のメンバーはそれを体現する存在として、今作には欠かせないオリジナルキャラクターで描かれる登場人物たちです。

官僚として日本の未来のために激しい意見を交わしつつ、オフの部分では人間らしく面白さが垣間見える、“応援したくなる、頼りたくなる官僚”を演じてもらいたいと考えた際に、個性的でさまざまな顔を演じ分けることができる皆さんにご出演いただきました。

一人一人、綿密にキャラクター設定を考えて、小道具やしぐさなどの細かい部分まで演じ切っていただいています。会議シーンでは、そういった細かいところもお楽しみいただけると思います。

また、日本未来推進会議のほどよい緊張感の中、危機を迎えて次第にチームとして連帯感を生みつつ、立ち向かっていく勇姿をぜひ、お楽しみください。

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■出演者インタビュー

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（文／しらべぇ編集部・Sirabee編集部）