佐藤健、阿部寛の“体当たり演技”でマット越え思いっきりふっ飛ぶ 「誤算だった」

俳優・佐藤健と阿部寛が映画『護られなかった者たちへ』で11年ぶりの共演。体を張ったシーンでハプニングが…。


 

■11年ぶりの共演

護られなかった者たちへ

ダブル主演となった佐藤と阿部は、本作が11年ぶりの共演作。その感想を聞かれた佐藤は、阿部の代表作を挙げ「『トリック』が好きすぎて、それがきっかけになって役者になりたいと思ったくらい。堤幸彦監督に直談判して、その作品(2010年公開『劇場版トリック 霊能力者バトルロイヤル』)で初めてご一緒させて頂き、目の前で阿部さんが演じた姿を今でも鮮明に覚えている。そんな阿部さんと再び共演でき非常に嬉しいです」と目を輝かせた。

阿部は「集中力と責任という気持ちを非常に感じた。僕は刑事として佐藤さん演じる利根という人物を追うのですが、利根を見ながら役作りをしようと思って、すべてを佐藤さんに委ねていました。非常に集中力のある素晴らしい役者さんだと改めて思いました」と佐藤の姿勢と演技力を絶賛した。


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■ふっ飛ばされた佐藤健

吉岡秀隆

その後、印象に残っているシーンを聞かれた吉岡が「阿部さんが健君を突き飛ばすシーン」を挙げると、佐藤、阿部も加わって撮影時のマル秘エピソードが飛び出る展開に。

そのシーンでは、用意されていたマットを飛び越えて佐藤が倒れ込んでしまったということで、吉岡は当時を回顧しつつ「『阿部さん、ちょっとやりすぎじゃないですか!?』と言うと、『…いや、本人が思い切り来てくれと言うので…』と。2回も3回も健君が飛んでいく姿を見ているうちに、かわいそうな気持ちになりました(笑)」と明かした。

阿部寛

佐藤は苦笑いしつつ「あそこまで飛ぶとは自分でも思っていなかったです(笑)。マットからはみ出ちゃうのは全員の誤算だった。捕まえる立場なのに、そんなにふっ飛ばさなくても…と思いましたけど(笑)」と阿部の本気演技を称賛。一方の阿部は、少々恐縮しながら「ちゃんとこなしてくれるという信頼関係があったので、遠慮せずにやったんですけど(笑)」と釈明していた。

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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤

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