キムチに貼られたシール、思いもよらぬ効果が話題 むぎ茶で「仮説」を検証すると…

店頭で並んだキムチを発見し、ある仮説が浮上。続いて麦茶を見ると、より信憑性が高まる結果に…。

2021/08/17 05:45

スーパーやコンビニの食品コーナーには、あらゆる商品が陳列されている。しかし新商品ならともかく、いわゆる「定番商品」は存在自体がごく当たり前のものとなっており、改めてそのデザインについて考える機会は少ないはず。

ツイッターでは以前、とある商品に関する大胆な「仮説」が話題となっていたのをご存知だろうか。


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■キムチを見て突然の閃き

注目を集めていたのは、ツイッターユーザー・しなちくさんが7月に投稿した一件のツイート。

投稿には「こくうまキムチにまで鶴瓶いるしやっぱり増量になってる、やっぱり鶴瓶って存在は場にいるだけで2マナ増やすみたいなくそ強いやつなのかな?」と、なかなかパンチの効いた文章がつづられているほか、店頭にて販売されている「こくうまキムチ」の写真が添えられていた。

なお商品パッケージには「期間限定 20g増量中」というシールが貼られており、落語家・笑福亭鶴瓶が箸を握る様子が確認できる。


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■一体、どういうことなのか…?

人によっては馴染みがない「2マナ」などの単語も登場するため、何を言っているのかよく分からない…という読者もいることだろう。しかし件のツイートは大勢のユーザーの心を震わせ、じつに1.3万件以上ものRTを記録する事態に。

こくうまキムチ

同ツイートを簡単に意訳させてもらうと、要するにしなちくさんは「笑福亭鶴瓶には、商品の容量を増加させるブースト効果でもついているのか?」という説を提唱しているのだ。

ちなみに「2マナ」という表現はカードゲーム『マジック:ザ・ギャザリング』(以下、MTG)『デュエル・マスターズ』に登場する魔力のエネルギー源を意味するため、今回の場合は鶴瓶をカードに見立て、「容量アップ」を「エネルギーを生み出す効果」に例えているのが分かる。

「場にいるだけで2マナ増やす」という表現を受け、いにしえの強エンチャント呪文「エラダムリーのぶどう園」を連想した古参MTG勢も少なくないはず。

今回のツイートを投稿した切っ掛けについて本人に尋ねてみると、「鶴瓶師匠が食品のパッケージやCMに出演すると(その商品は)大抵の場合、容量が多くなるな…ということに気が付いたんです」「キムチだけでなく、伊藤園の麦茶も年々増えていってるんですよね」という鋭いコメントが返ってきた。

伊藤園のむぎ茶

確かに伊藤園「香り薫るむぎ茶」のティーバッグ版のパッケージを見ると、そこには「お買い得54袋入り」という表記と共に、鶴瓶の顔写真が確認できる。妙に中途半端な「54」という数値の端数も、「鶴瓶のブースト効果の産物である」と言われたら納得してしまいそうだ。

そこで今回は「実際のところ、鶴瓶にブースト効果は備わっているのか?」を調査すべく、商品のイメージキャラクターに鶴瓶を起用している会社に取材を敢行。その結果、衝撃の事実が明らかになったのだ。

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■いずれの担当者も突如笑いだす
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