大谷翔平選手、8勝目と衝撃の40号本塁打 「ア・リーグMVPが現実味を帯びてきた」
大谷翔平選手、両リーグトップの40号本塁打にファンから絶賛の声が続出。10勝、50本塁打も夢ではない。
ロサンゼルス・エンゼルスに所属する大谷翔平選手は19日(現地時間18日)、敵地コメリカ・パークで行われたデトロイト・タイガース戦に先発登板し、8勝目をあげると同時に待望の40号本塁打を放った。
■省エネピッチングで8勝目
「1番・投手」で先発出場した大谷選手は、初回の立ち上がりを攻められ1死1、2塁のピンチを招くものの、続く打者を打ち取ってダブルプレーで切り抜けた。2回以降は安定したピッチングを展開し、失点は5回に本塁打で奪われた1点のみ。
8回6安打8奪三振1失点の内容で見事8勝目。特筆すべきは球数の少なさ、自己最長の8回を投げて90球と省エネピッチングをみせた。
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■打った瞬間に本塁打を確信
注目される打撃は、初回の第1打席は空振り三振。2、3打席目もバットから快音は聞かれなかったが、1点リードで迎えた8回の第4打席で魅せてくれる。
カウント0-1から、真ん中に甘く入ったストレートをフルスイング。大谷選手も打った瞬間に本塁打を確信する完璧な一撃は、あっという間にライトスタンドに吸い込まれていった。
両リーグ1番乗りとなる、待望の40号本塁打。本塁打王を争うウラジミール・ゲレロJr内野手(トロント・ブルージェイズ)に5本差をつける独走状態となる。