TBSの10月新ドラマ『日本沈没−希望のひと−』　杉本哲太、風間杜夫らも出演

■官房長官役には杉本哲太

内閣官房長官で「日本未来推進会議」の指揮をとる長沼周也（ながぬま・しゅうや）は『東京DOGS』や『CRISIS公演機動捜査隊特捜班』（ともにフジテレビ系）で小栗と共演している杉本が演じる。今回の舞台は霞が関。共演を重ねてきた2人の息の合った演技に注目だ。

杉本は「私的なところですが、『日本沈没』といえば小学生の時に映画館で見た映像が今でもはっきり頭の中に残っています。映画を見たあと小学生なりに、もしこういう状況になったらどうしよう、どこに逃げれば自分の身を守れるか、などつい自分のことばかり考えてしまい、そのあと母に対しものすごく申し訳ない気持ちになったことを思い出しました」と以前見た感想を語る。

「この時代何が起きてもおかしくない中で、このドラマを通して、極限の状態の時、人は何ができるのか？ 自分だけではなくどこまで他の人たちに思いを巡らせて行動できるのか？ ということを改めて考えさせられました」とコメントを寄せている。

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■経団連会長には風間杜夫

日本が世界に誇る自動車会社「生島自動車」会長兼経済団体連合会（経団連）会長の生島誠（いくしま・まこと）を演じるのは、小栗とはNHK大河ドラマ『⻄郷どん』以来3年ぶりとなる風間杜夫。

天海が東山総理に近づくために会いに行く政財界に最も顔が利く経済人。常盤を昔から可愛がっており、紹介された天海にも好感を示す。

風間は「脚本の骨格を知れば知るほど、僕自身の背筋を正す思いがしている。東日本大震災から、いま日本が置かれている状況にまでも仮想を導いて、これほどのリアリティを持って真正面から描こうとする作品があるだろうか」と同ドラマの価値を問いかける。

「非常時に人間のあるべき姿を、社会に示唆して恐れない。俳優として、僕も何かひとつ大事な役割を果たしたような気がする」と演じた感想を語った。