「イベルメクチン」個人入手に家畜用が混じる 米・食品医薬品局が緊急警告

輸入代行業者から購入した医薬品では、副作用に「医薬品副作用被害救済制度」は適用されない。

2021/08/24 10:00

水・薬・服用

多くの国で今、「腸管糞線虫症、疥癬(かいせん)の治療薬であるイベルメクチンは、新型コロナウイルスの特効薬か」と話題になっている。同時に、個人で入手したいと望む人々のための輸入代行ビジネスも、盛んに行われているようだ。

だがアメリカの食品医薬品局(FDA)が、その流れに待ったをかけた。『INSIDER』や『NBC News』など海外メディアが報じている。



 

■有効性は未確認

北里大学の大村智博士により発見された、寄生虫駆除薬のイベルメクチン。それは新型コロナウイルス感染症の治療薬にもなり得るとして、同大学は世界27ヶ国以上での治験や各方面への働きかけに余念がないが、有効性はまだ確認されていない。

しかし、効果があるのでは…という希望的観測と期待は高まる一方で、「イベルメクチンの処方を」と望む声は世界でますます増えているという。


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■「だったら個人で…」

こうした状況のなかで始まった、「自宅で療養しろと言われるなら、せめて自分でイベルメクチンを手に入れよう」という動き。

輸入代行業者はホームページに「5日間続けて早期に投与すると、新型コロナウイルス感染症の治療効果が期待される」などと謳い、外国からそれを仕入れて個人に販売することに全力をあげている。

寄生虫駆除薬としてすでに安全を確立しているため、業者にとってイベルメクチンのジェネリック錠を入手することは、難しいことではないという。

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■米FDAが「絶対にだめ」

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