ローソン、有料レジ袋の収益金を活用し フードバンクを通じてお米を寄付
ローソンが、有料レジ袋の収益の一部を活用し、フードバンクを通じて米約3トンを支援を必要とする家庭へ寄付。
23日、ローソンは有料レジ袋の収益の一部を活用し、米約3トンを一般社団法人全国フードバンク推進協議会(以下、全国フードバンク推進協議会)へ寄付すると発表。
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■「おにぎり屋」の原料米を寄付
今回、同社が寄付する米は、ローソンのおにぎりのブランド「おにぎり屋」で使用されている原料米。
夏休み期間で給食がなくなり、昼食の準備に困っている家庭をサポートすることを目的に、米を寄付することを決めたという。
同社が寄付した米は24日より順次、全国フードバンク推進協議会を通じて、支援を必要とする家庭約1,470世帯へ1袋(2kg)ずつ届けられる。
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■レジ袋、店舗での辞退率は約75%に
昨年7月1日からのレジ袋有料化を受け、これまでのレジ袋の無料配布を取りやめ、植物由来の素材を30%配合し環境に配慮したレジ袋を1枚3円で販売している同社。現在、全国のローソン店舗でのレジ袋辞退率は約75%にも及んでいるという。
同社は、2030年の目標である「プラスチック製レジ袋100%削減」の達成を目指すと同時に、有料レジ袋の収益金は、今後も関連する企業・団体とのパートナーシップなどにより、支援を必要としている方への寄付や環境保全活動等に広く役立てていくとしている。
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■編集部の調査でも約4割がゴミ減らす工夫
ちなみに、しらべぇ編集部が全国10代~60代の男女1,798名を対象に「プラスチックゴミ問題」に関する意識調査を実施したところ、全体で38.1%の人が「プラスチックゴミを減らす工夫をしている」と回答していた。
レジ袋有料化の他にも、紙ストローやスローレスリッドの導入など、プラスチック問題を意識する機会が増え、エコバッグの持参など日々の行動に変化が起きているという人は少なくない様子だ。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)
対象:全国10代~60代の男女1,733名 (有効回答数)