千葉真一さんを追悼 BSテレ東で『エイセス/大空の誓い』を急遽オンエア
19日に死去した千葉真一さんの追悼企画として、BSテレ東で29日に米映画『エイセス/大空の誓い』を放送する。
BSテレ東が、新型コロナウイルスによる肺炎のため今月19日に亡くなった俳優・千葉真一さんを追悼し、29日よる7時より米映画『エイセス/大空の誓い』を急遽オンエアすることになった。
■エースパイロットらの友情
1991年に製作された同映画は、第二次世界大戦で活躍した日米英独のエースパイロットらの友情と、彼らが戦闘機で麻薬組織に戦いを挑む姿を描くアクションだ。
米俳優ルイス・ゴセット・Jrが主人公のチャッピーことチャールズ・シンクレアを演じ、千葉さんはチャッピーの仲間で日本人パイロットのホリコシを演じた。
日本語吹き替え版でも、千葉さん自身がホリコシの吹き替えを担当している。
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■千葉さんにリスペクト
同局の久保一郎プロデューサーは、同作を来月の「敬老の日」のための企画として準備していたことを告白。
「製作当時はまだ50代になったばかりの千葉真一さんをおじいちゃん扱いするのも失礼な話ですが、ヤワな若造たちに活を入れる空の英雄たちの激闘はひたすらカッコよく、中でも世界の名優たちと全く同列に活躍する千葉さんにリスペクトを込めてお送りする企画でした。それが、まさか追悼番組になってしまうとは…」と肩を落とした。
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■勇姿を心に刻んで
作品について、「昭和の映画少年として、千葉さんとその出演作品群からもらったものは計り知れません。その1本、『エイセス/大空の誓い』はじつに陽気なアクション大作ですが、クライマックスの展開、そしてラストシーンには涙すること間違いなし」と解説。
また視聴者に向けて「千葉さんが演じたホリコシのセリフは、千葉さんご本人が気合いを入れて吹き替えています。大空を駆ける世界のアクションヒーロー、千葉真一さんの勇姿を心に刻んでください」と呼びかけている。
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(文/しらべぇ編集部・しばたけろこ)