「川に女性の遺体」の通報で警察出動 連れ帰るのが恥ずかしかった物の正体は…
所有するのは個人の自由だが、それは粗大ごみになる。不法投棄は許されない。
フランスのロワール県にある川で、市民や警察官たちを巻き込んだ騒動が数日前に発生した。イギリスの『Metro』や『EMINETRA』などが報じている。
■川に遺体らしきものが…
17日の昼頃、ロワール県のブリエノンという小さな街で、川沿いの道をサイクリングしていたカップルから警察に「川に遺体のようなものが浮いている」との通報が入った。
ロワール署の警察官と消防署の救助隊員たちが現場に駆けつけると、黒いビニール袋で覆われガムテープでグルグル巻きにされた、女性の体を思わせるシルエットの物体が川に浮いていたという。
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■女性の体をしたラブドール
救助隊員たちがその物体を引き上げ、中身を確認してみると、なんとそれはシリコン製のラブドールだった。これには彼らも困惑し、なかには吹き出し、爆笑する者もいたという。
その“女性”は警察が保護することになり、ロワール署に持ち帰るとラブドールの写真を撮影。市民に対して「目撃者からの通報と消防署の救助隊員の協力により、このような物体が川から引き揚げられました。投棄した方は、署まで引き取りにきてください」と呼びかけた。