渡辺大知が演じる“運命の出会い”とは… 「アクシデントは無意識に求めてる」
『初情事まであと1時間』第7話に出演する渡辺大知。役や作品への思い、そして「運命の出会い」について熱く語った。
■おバカな感じに見られてるんだな
―――今回演じた「陽太」くんの印象、そして渡辺さんとの共通点を教えて下さい。
渡辺:おバカな感じの役はたくさんいただくので、そう見られてるんだなと思うんですけど(笑)。「他の誰になんと言われようと、俺はこうだ!」みたいな、自分の気持ちにまっすぐ猪突猛進しちゃうタイプは、すごく共感もするし憧れる部分もあるので、やっていて楽しいんですよね。自分にもそういう部分はあるけど、普段抑えちゃってる。
今回も似ているというより、わかるなって思いながら演じさせてもらった感じがあります。わかるなと思いながらも、「こうなれる男はすげえな」と。実際に振り回すじゃないけど、相手をどう巻き込めるかのはすごく考えましたね。それを嘘っぽくなくやれたらなって思いで演じました。
―――相手役の趣里さんとは、今回が初共演だったんですよね。
渡辺:会う前はもっと、隙のない器用な方なのかなと思ってたんです。けど実際に会って、少しだけ、ほんの少しだけ隙があるところが素敵だなと。僕は隙だらけなんですけど(笑)
バレエをやられていて身のこなしがきれいな方なんですけど、でもちょっとこう、がむしゃらさもある人というか、そういうところが「ああ、意外だな」と思いながらも、魅力的だなと思いました。
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■せっかく小屋を作ってもらったけど…
―――撮影期間は2日間だったと聞きました。さらに土砂降りだったり車に轢かれかけたりするシーンもあり、かなりハードだったのではないでしょうか。
渡辺:撮影は結構前なんですよ、8ヶ月とか前。めっちゃ寒くて。雨降らしのシーンでは、即席でブルーシートで覆われた小屋を作って、そこでストーブを焚いてくれていて。めちゃくちゃありがたかったんですけど、ずっとそこの中にいたら逆に暑すぎて(笑)汗だらだらになっちゃって。
スタッフさんがめちゃくちゃ時間かけて暖房の設備を作ってくれたんですけど、後半は趣里さんも僕も小屋の外でベンチコートを着て座ってました。めちゃくちゃしっかり作ってくれた小屋に誰もいなくて、ストーブだけが燃えてる状態。申し訳ないと思いながら、でも「暑いっす」って言えなくて…(笑)
(撮影は)2日間の中で詰め込んで、本当に濃い2日間でした。大変な中、息を合わせながらすごく迅速に撮れたんじゃないかなって思います。