渡辺大知が演じる“運命の出会い”とは… 「アクシデントは無意識に求めてる」
『初情事まであと1時間』第7話に出演する渡辺大知。役や作品への思い、そして「運命の出会い」について熱く語った。
■運命の出会いへの憧れ
―――車に轢かれかけ、助けてくれた女性と恋に落ちる…陽太と趣里さん演じる月子の出会いは運命的でしたが、渡辺さんにもそんな「運命の出会い」の経験はありますか。
渡辺:初めて海外の仕事でNYに行ったとき、旅行で来ていた日本人の女性と出会ったんです。(渡辺の仕事が休みのタイミングで)その人と朝から晩まで、NYで1日限りのデートみたいなことをして。言葉の通じない国で、2人だけがコミュニケーションを取れる状態に、すごくキュンキュンしました。
(連絡先の)交換もしたけど、今何をしてるとかは知らないです。東京に戻ってからライブを見に来てくれたことがあったらしいんですけど、会ってはいなくて。「ライブ見ました」ってだけ連絡が来たんですけど、どこにいるかはわからない。それはいい出会いだったなぁと思いますね。
―――今も「運命の出会い」に憧れますか。
渡辺:コロナ禍になってからは、新しい出会いがないじゃないですか。人と出会うことがない。だから、そういうアクシデントみたいな出会いは無意識に求めている気がしますね。仕事で会う人以外との出会いがあったらいいなと思うし、そういう出会いが人間にはやっぱり大事なんじゃないかなと改めて今、思わされてます。
そういう気持ち、新しい出会いとかのキュンキュンは、このドラマで補ってもらえたら(笑)
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■バカバカしいくらいウブな初々しい2人
―――たくさんお話を聞いてきましたが、ずばり「プラスマイナス、インタレスティング」の見どころはどこでしょうか。
渡辺:大雨・嵐の中で、雷が鳴ったり風音がビュービュー鳴ったり劇的な状態なんですけど、現場ではスタッフさんたちがめちゃくちゃ頑張って雨とか雷を表現してたんです。それができあがってどうなってるのかが楽しみで。スタッフさんたちの凄さを改めて感じたので、そういう特殊効果にも注目してもらいたいです。
あとはやっぱり、バカバカしいくらいウブで初々しい2人なんですけど、切実なセリフもたくさんあるので、見ていて考えさせられるような、考えてみたくなるような話になっていると思います。笑いながらも自分のことに置き換えて、考えながら見るのが楽しくなるようなドラマなんじゃないかなと思ってます。
―――最後に、しらべぇ読者に注目ポイントを教えて下さい。
渡辺:今回、脚本を読んだときは女性目線のお話だなって思ったんです。でも自分が参加するにあたって大事にしたいなと思ったのが、男性目線をしっかり持っておきたいということ。「ですよね」って女性に寄り添い過ぎてしまわずに、「ちょっとそれはわかんないんだけど」って感じを残したいと思って。女性の愛おしい部分と、でもちょっと男性には理解出来ない部分も楽しんでもらいたいです。
男と女の違いとか、でもやっぱ一緒だよねとか、同じところと違うところを考える切っ掛けに、このドラマがなるんじゃないかなと思っているので。そこを楽しみにしてもらえたらなと思います。
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつき あつこ)