携帯電話の充電器で2歳女児が感電死 日本の電圧は世界で低い100ボルトだが…
感電事故は、命が助かっても長期にわたる治療が必要になったり、重い後遺症が残ることも…。
■日本の電圧は低いが…
アメリカが110~120ボルト、そして中国、ロシア、アフリカや欧州が220~240ボルトなどと、電圧は世界の各地域で大きく異なっている。ブラジルのセアラ州は電圧が220ボルトで、幼いサラちゃんの体には致命的な電流だったに違いない。
日本は誤って感電した場合のダメージを考えれば、100ボルトはやや安全と言える。それでも幼い子がいる場合、充電器をコンセントにつないだまま放置するのは厳禁。そもそも、興味を引くコンセントが乳幼児の目の高さにあることも要注意だ。
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■死亡や重い後遺症が残る例も
同様の事故は世界各地で頻繁に起きており、バスルームでスマートフォンを充電していて感電というケースも。命が助かっても、長期にわたる治療が必要になる、あるいは重い後遺症が残るということも少なくないそうだ。
ロシアでは一時期、入浴中にスマートフォンを充電しながら使用し、誤ってお湯の中に落とすことによる感電死が少年少女の間で相次いだ。「バスルームのコンセントはシェイバーやドライヤーのため。スマホの充電と使用は厳禁」と大人たちが厳しく注意したと報じられている。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)