覆面レスターのような謎のキャラ“シシャモパワー”　担当者は「子供たちにも人気」

スーパーに並んでいるシシャモ、そのほとんどはシシャモと同じキュウリウオ科に属するカラフトシシャモ（カペリン）だ。

日本固有種で、北海道沖でしか漁獲されないシシャモと異なり、カナダ、アイスランド、ノルウェー産が多く、樺太（サハリン）周辺でも獲れることから、そう名付けられた。そんなカラフトシシャモをイメージした「謎のキャラクター」がSNS上で話題を呼んでいる。

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■強くてムキムキ

山田水産のシシャモ公式キャラクターの「シシャモパワー」は、強くてムキムキ、心やさしき覆面ヒーローで実写版も存在する。遠く北国の港町生まれで、小さな頃からシシャモを食べて育った。

山田のシシャモのプチプチ感に感動し、活動拠点を日本に移した。シュールなルックスから、悪役に間違えられることもあるがその正体は不明。

得意技は、エッグスボンバーで「よい子のため、がんばるママのために、山田のシシャモのおいしさを伝える」という使命を持つキャラクターだ。

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■国内加工で海洋深層水使用

山田のシシャモは、国内加工にこだわり添加物は一切使用していない。ミネラル豊富な「入浜のお塩」と地元甑島（こしきじま）の海洋深層水のみを使用し、よく干しあげてうまみ成分だけを残している。

担当者は「20℃で約3～4時間干すが、企業秘密の特別な加工を施してある」と話す。キャラクターについては「スーパで子供たちが見つけて『シシャモパワーだ！』と言って喜んでいる」とも語っている。

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■独自レシピ公開中

タンパク質、カルシウムなど、筋肉や骨をつくる栄養がいっぱいで、鉄分、ビタミン、DHAが豊富。卵にはコラーゲンが含まれている。アタマからしっぽまでまるごとガブリと食べられるのもうれしい。

インスタなどでは料理研究家考案のレシピを公開中。全国のスーパーで購入可能だが、山田水産公式サイトで通販も行っている。最後に担当者は「直接産地に飛び、厳選したものだけを買い付けしている」と述べた。

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（取材・文／しらべぇ編集部・Sirabee編集部）