9月に聴きたくなるあの曲、歌詞をよく見ると… 「じつは12月の歌」と今年も話題に
毎年9月になると聴きたくなる名曲。しかし本来は「12月の歌である」ということをご存知だろうか。
■じつは日本記念日協会も公認
なお同曲が「覚えているかい、9月21日の夜を」という歌い出しから始まることに由来し、9月21日は「アース・ウインド&ファイアー『セプテンバー』の日」として認定されているのだ。
ソニー・ミュージックレーベルズが同記念日を制定したのは、バンド結成50周年に因んだ昨年2020年のことで、登録した日にちが9月1日という点もなかなかにニクい。
ちなみに「日本記念日協会」代表理事・加瀬清志氏に詳しい話を聞いたところ、同記念日の影響か、昨年9月1日から21日にかけて、協会公式サイトのアクセス数が急に伸び始めたそう。
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■音楽と「記念日」の相性の良さ
「記念日」という存在には、前向きなエネルギーがたっぷり詰まっていると力説する加瀬氏。
今回のように音楽に関連する記念日は少なくないようで、「例えば来週の9月6日は『松崎しげるの日』なんですよ」と、笑顔で語ってくれた。こちらは松崎の肌の色が黒いことから、「ク(9)ロ(6)」と語呂合わせしたことが由来だそう。
同記念日には「『黒フェス』しげる祭り~白黒歌合戦~」などのイベントが開催されるというから微笑ましい。
取材の中で加瀬氏は「記念日が一つできるだけで、多くの人々が一つになれるのは本当に素晴らしいと思いますね」「音楽だけに限った話ではないですが、音楽関連の記念日は特にその傾向が強いと思います」と、目を輝かせながらコメントしてくれた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)