雷のコマ送り動画がまるで世紀末 撮影者は「空を見上げればそこは宇宙」

藤井さんがオススメの次に訪れる天体ショーは、11月19日の部分日食だ。

2021/09/01 16:15

雷のタイムラプス

タイムラプスとは、「低速度撮影」「微速度撮影」と呼ばれる、数秒(ときには数分)に1コマずつ撮影したものをつなげて再生すること。

コマ送り動画のように見える撮影方法で、「ラプス(lapse)」とは(時間の)経過・推移を意味する。そんな雷のタイムラプスがSNS上で話題を呼んでいる。


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■積乱雲がぐんぐん成長

撮影したのは、神奈川県平塚市博物館・天文担当学芸員の藤井大地さん。藤井さんはツイッターに「昨日の雷のタイムラプスです。2021年8月30日19時41分から49分に、平塚の自宅から撮影しました。各約3秒の動画を1枚の画像に比較明合成し、約30倍速で再生しています」。

「激しく雷を放ちながら、積乱雲がぐんぐん成長しています。稲妻によって照らされた雲がさまざまな色に光り、イルミネーションのようです」と投稿。この動画は1日午後3時現在約80万回再生されている。

【動画】雷のタイムラプスがド迫力


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■自然ってすごい

返信欄には「自然ってすごい」、「世紀末感が半端ない」、「これをドキュメンタリー映画に使ってほしい」、「天使と悪魔が戦っている」などといった声があがっている。

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■計50台のカメラで観察
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