10週間で3種類のコロナワクチンを計5回接種 不正行為発覚した男に激怒の声
がむしゃらに5回も接種した新型コロナワクチン。その後の健康被害は心配しなかったのだろうか。
念には念を…ということだったのだろうか。このたびブラジルで、ある男が短期間で少なくとも5回の新型コロナウイルスワクチンを、不正に接種してもらっていたことが発覚。国民から大変な怒りを買っていることを、『Oddity Central』など海外メディアが報じている。
■ワクチンを5回も接種
ブラジルのリオデジャネイロ市でこのたび、ある男がわずか10週間で3種類の新型コロナウイルスワクチンを、少なくとも5回接種していたことが発覚した。
プライバシー保護のため男の氏名は明らかにされていないが、調査した機関に対しては「確実にかからないようにするためだった」と話しているという。
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■6回目を予約するも…
男は今年5月12日に、1回目としてファイザー製ワクチンを接種。その後、6月5日にアストラゼネカ製ワクチンを、同月17日には中国・シノバック製の不活化ワクチン「コロナヴァク」を追加で接種した。
さらに7月9日にファイザー製の2回目を、続く21日にはコロナヴァクの2回目を接種。こうして計5回のワクチンを打ってもらっていた。そして8月に6回目となる新たな予約を入れようとして、ついにこの事実が判明したという。