大友花恋、細田佳央太の行動にびっくり 「部屋の隅の地べたに…」
『初情事まであと1時間』細田佳央太&大友花恋が語る、それぞれの役や作品の見所は?
■私も地べたに…
―――今回が初共演ですが、共演を終えてお互いの印象は。
細田:本当に、まみ子ちゃんめちゃくちゃ難しいと思うんですよ。役として嫌われるのって仕方ないところではあると思うんですけど、正直、人に嫌われるって嫌じゃないですか。それに正面からちゃんと向き合っていたところはすごいなって思いました。
監督からの演出にも即座にぱって対応されていたので、本当に見習わないといけないなって。
大友:佳央太くんは、最初から最後までずーっと、完璧な裕司くんでい続けてくれました。私が監督からのアドバイスを受けて、どのように演じようかなって考えているときに、裕司くんが変わらずにいてくれたことが心強くて。
1日のリハーサルと2日間の撮影を通して、みんな集中力が高まって緊張感のある中でも、柔らかい雰囲気のままでいてくれたので、佳央太くんのおかげで現場の空気がすごく和らいでいるなって思っていました。
―――独特な2人の“空気感”を作るため、なにか工夫ってされたんでしょうか。
細田:何か特別なことをしたわけじゃなくて、“まみ子に引っ張られた相良”のような気がして。多分それは、大友さんが出したものに僕が引っ張ってもらっただけなのかなって風に思ってるんですけど。
大友:お芝居をする上でとても信頼していたので、一緒に頑張ろうっていう思いは初めからありました。そういえば…撮影の待ち時間、何故か佳央太くんがずっと待機部屋の隅の地べたに座っていらっしゃって(笑)。
「椅子があるのになんで座らないんだろう!?」って思って見ていて、私も佳央太くんの気持ちになって地べたに座ってみたんです。
細田:それはすっごいびっくりしました!
大友:だって(椅子があるのに)座らないから! でも、もしかしたらその空気感を共有できたことが良かったのかもしれないです(笑)。
細田:僕はただ単純に、年下だからって思って座らなかっただけなんですけど…
大友:私にとっては、とても印象的な出来事でした!(笑)
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■怒涛の鍋シーン
―――もうすでに楽しそうな雰囲気が伝わってきます! 撮影時、なにか思い出深いエピソードや秘話なんてありましたか。
細田:もう怒涛過ぎて…すっごかったんですよ!!
大友:確かに…(笑)。
細田:怒涛でしたよね、むちゃくちゃ。秘話…秘話!?(笑)
大友:鍋を囲って会話をしているシーンは1カットで撮ったので、すごく印象的でした。鍋の具を取り分けて、それぞれ食べつつ物を取りに立ち上がったり座ったり…動きが多い中で、怒涛の会話劇を繰り広げるシーンがあって。この時、みんなの結束力がかなり高まったと思います。
細田:最初1カットでやるって言われた時、みんなが「え」ってなりましたもん。
大友:なったね(笑)
細田:うおー、まじか! みたいな。でも、いい緊張感を持てましたし、そういう意味ではすごい楽しかったなって。