在宅酸素療法時の喫煙に厚労省などが注意喚起 死亡事例77件の実態とは
厚労省の担当者は「酸素吸入中は、患者はもちろん周りの人も絶対にたばこを吸ってはいけない」と話す。
■周囲2メートル以内火気厳禁
酸素供給装置が直接の火災原因になったことはないが、こたつや電気ストーブが原因となった火災は発生している。担当者は「酸素は燃焼を助ける性質が強いガス。装置の使用中は周囲2メートル以内に火気を置かないことが必要だ」と述べた。
最後に「酸素濃縮供給装置は、正しく使用すれば安全な装置。火気の取り扱いに注意し、取扱説明書通りに正しく使用すれば、酸素が原因でチューブや衣服などが燃えたりして火災になることはない。過度に恐れることなく、医師の指示通りに行ってほしい」とアドバイス。
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■在宅酸素療法での火災
【自宅療養中の皆様は要注意!】
在宅酸素療法に使う酸素濃縮装置等の使用中は、装置の周囲2m以内には火気を置かないで下さい。特に酸素吸入中の喫煙は厳禁です。https://t.co/EQwxdGwse1#横浜市消防局 #火災予防 pic.twitter.com/YgBNjFxXfy— 横浜市消防局【公式】 (@YOKOHAMA_FIRE_B) August 27, 2021
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)