村本大輔、グランプリ受賞に大喜びも… 「オファー消滅」の局に恨み節
『村本大輔はなぜテレビから消えたのか?』が衛星放送アワードのグランプリを受賞。村本が作品への思い、そして消えたオファーについて語った。
■「仕事をなくした放送局を…」
『なぜテレビから消えたのか?』というタイトルには「自分からやめていっているわけなのに…(政治的な)そういった発言で減っているみたいで違和感を持ちましたけど」とチクリ。
挨拶の最後、「今日は本当はね、発言で仕事をなくした放送局をバーンって言ってやろうと思ったんですよ、名指しでね。でも、こんなハレの日に言いたくない」と言いつつ、「受信料から作られてるってことだけは…」と、明らかのあの局だとわかる単語をぶっ放す。
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■まさかのグランプリに大喜び
そして、グランプリがこの番組だと発表されると、日向氏の肩を叩き、抱いて喜ぶ村本。
マイクを渡されると「僕じゃなくて、日向さん」と言いながら、「(マスコミの)みなさんが、日頃から無視していることをお笑い芸人の僕が取り上げているだけ。沖縄とか在日とか…石田純一を追いかけるよりも意味があると思います」と取材陣にも毒を吐く。
さらに「新聞とかニュースを見てネタを作ろうとは思わない、加工品だから。それよりも生のものを食べて、自分が料理を作ることを大事にしたい。消えたって言いますが、テレビに出ている芸人がマイクの前から消えただけ」と続ける。
「コロナ対策とか、よくやってらっしゃるじゃないですか。これは地上波のテレビに似ているところがあって。この(アクリルの)仕切りのように『これやめとこう、怖いから』って制限してしまう。衛星放送っていうのが、すごく自由な場所なんだなって実感させていただきました」とまくし立てた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつき あつこ)