高市早苗・元総務相、総裁選出馬会見で消費増税を正当化 支持者はガッカリ
「消費税の減税はあり得るのか」「消費増税をどう思うのか」総裁選出馬会見で高市早苗・元総務相に聞いた。
■小池代表の「排除」発言を引き出した名記者
会見終了後、フリー記者がヤジのように質問し、会場が騒然となったことを報道で知った人も多いだろう。その背景を語る。すでに総裁選に出馬表明している岸田文雄・元外務相は出馬会見でzoomによる質問も含めて発言を求める記者の全ての質問に答えた。
2018年の総裁選に出馬した石破茂元防衛相も同様だ。高市氏は多数の記者の手が挙がりながら、会見を終えようとし、事務所関係者が終了を伝えた。
そこで発言したのが、2017年の総選挙で『希望の党』の小池百合子代表から「排除します」発言を引き出したベテラン記者の横田一氏だ。
横田氏はそれ以来、小池知事に指されないのに、定例会見に毎週通っている。小池知事の会見が終了するなり、質問を大きな声で投げかけるのが定番になっている。
これには横田氏なりのルールがあり、岸田氏や石破氏、大阪市の松井一郎市長など記者の手が挙がる限り会見を続ける場合は、マイクをもって質問し、会見後に声を発することはない。
挙手している記者がいるのに会見を終了しようとする人の場合は、会見が終わるのを見計らってから、聞こえるように大声で質問を投げる。横田氏なりのスタイル・礼節があるのだ。
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■怒号騒動の真相
横田氏は「森友再調査について一言! 赤木ファイルの公開、森友事件の再調査するんですか? 一言答えてください! 岸田さんはしないって言ってますが。安倍さんの疑惑に触れないのは忖度しているせいですか? 一言お願いします! 聞こえてるんでしょ? 一言!」と矢継ぎ早に大きな声で質問した。
高市氏は「一人の公務員が大変追い詰められ、命を絶った気の毒な事件だ。こういった改竄が絶対に起こらない体制を作る」と回答。
さらに横田氏は「安倍晋三前首相への忖度か」「安倍氏の傀儡ではないか」と追加質問した。そこで、「やめろよ」「ルールを守れ」と怒鳴ったのが、本サイトでもお馴染みの大御所・堀田喬カメラマンだった。