KFCを食べる際、注意してほしいこと　「おいしい部位」に潜んでいるのは…

 

■これだけは注意してほしい…

前述のとおり、リブは大きい部位となるため食べ応え抜群であると同時に、「骨がやや多め」という特徴も。

そうした点を考慮し、中には「骨を取り除くのが面倒くさい…」と敬遠している人もいることだろう。しかし「骨を取り除く」という地道な作業の先には皮が柔らかく、ジューシーな肉が待っている…というカタルシスが味わえるのも、リブならではの魅力である。

KFCファンからは「骨の周りの肉が本当においしい」「ケンタッキーはこの部分が一番好き」といった声も少なくなく、通好みな部位ともいえる。

だが骨の周りの肉がおいしく、骨を取り除くのが手間とはいえ、「骨ごと食べる」というのは非常に危険。

実際ツイッター上には「骨の部分を食べるのがおいしい」といった旨の投稿に対し、「鶏の骨って折れると危ないのでは…」「喉などに刺さると洒落にならないですよ」「鶏の骨は食べると危険なはず…」など注意喚起の声が多数上がっていたのだ。

そこで今回は「日本ケンタッキー・フライド・チキン（株）」の広報CSR部に、オリジナルチキンの骨部分をめぐる疑問をぶつけてみることに。

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■噛み砕いた骨の「その後」

まず鶏の骨を食べることの危険性について尋ねると、担当者からは「当社ではオリジナルチキンの骨を喫食することはおすすめしておりません」と、キッパリとした回答が。

その理由については「噛み砕いた骨が鋭利に割れる場合があり、体内を傷つける可能性があるからです」と補足し、その上で「オリジナルチキンの骨は喫食せずにお召し上がりください」と提言していた。

なおリブ部分について、KFC公式サイトでは「小骨が多いものの『しゃぶって食べるのが好き』という声も」「旨みは強いけれど、脂身は少ないので意外とあっさりしています」と、その魅力を紹介している。

上手に食べるのは「肉付きの良い背骨の外側にかぶり付く」のがコツで、「あばら骨はしゃぶるとおいしい」というワンポイントアドバイスもみられた。

チキンを食べる際は骨を齧るのは絶対に控え、「しゃぶる」までに留めておいてほしい。なお、オリジナルチキン購入時は部位の指定はできないため、こちらも要注意。

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（取材・文／しらべぇ編集部・秋山 はじめ）