反ワクチン派の母親から幼い娘に新型コロナ感染 高熱が出た数時間後に死亡
「ワクチンは打たない」と決めていた女性が感染し、子供にも…。娘はすぐに重症化し亡くなった。
■母親の後悔
女性はワクチン反対派であったことを認めたうえで、「私はアンチのひとりでした」「でも反対していたことを今では後悔しています」ともコメントした。また現在この女性と恋人は失業中で、カリちゃんの葬儀費用も出せないといい、インターネットで寄付を求めている。
すでに大金が集まっているというが、どんなに立派な葬儀を執り行っても、カリちゃんはもう戻ってはこない。
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■ワクチン接種への意識
しらべぇ編集部が今年4月にツイッターユーザーを対象に実施した調査では、新型コロナウイルスワクチンについて「できるだけ早く接種したい」「急がない」「接種したくない」の3つに回答が分かれる結果となった。
ワクチン接種についてはさまざまな考え方があり、接種しないという選択肢もある。しかし親から家族に感染が広がり子供が命を落とすようなケースは、どの親にとっても耐え難いものだ。
接種対象年齢になっていない子供たち、接種を望んではいるが事情があって断念せざるを得ない人たちの健康と命を守るためにも、改めて接種の重要性について考えておく必要がありそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)