「トランプが52枚である理由」にチコちゃんが迫る 太陽暦の関係かと思われたが…
『チコちゃんに叱られる』でトランプが52枚である理由を取り上げる。しかし、その結論は…?
18日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ、「トランプが52枚なのはなぜ?」が注目を集めている。
■太陽暦に基づいて作られている?
テーマに対して、答えを探すためにまずネットで検索する担当D。「トランプは1年を365日とする太陽暦に基づいて作られている」とする説を発見。
「1年は52週で、トランプも52枚」「1~13までの数字をすべて足すと91で4セットで364。さらにジョーカーを足すと365日とうるう年366日」で1年間をトランプで表現している説があるようだ。
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■ネットの説はあっさり否定
ネットの説を裏付けるために大阪商業大学の高橋浩徳先生に取材に行くと「それは完全なまゆつば情報ですね」とあっさり否定されてしまう。
太陽暦説は、トランプが普及した後に出来上がった俗説で、信憑性はないようだ。そもそもトランプの「J・Q・K」3つの絵札を11・12・13とすること自体も便宜上そうしているだけで、本来は数字ではなく、単純に絵札同士の強弱を表しているだけだのようだ。
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■トランプが52枚の理由は「わからない」
担当Dは「赤色の絵札は太陽の出ている時間(昼)を表し、黒色の絵札は太陽が沈んでいる時間(夜)を表す」ともう1つの説を高橋先生投げかけてみるもこちらもまゆつば情報であると否定。
トランプはもともとさまざまな色が使われていたが、インクを節約するために赤黒2色になったようだ。調査してみたものの、トランプが52枚であるかは「わからない」という結論に達したという。
海外では、24枚や32枚組のトランプもあるが、52枚トランプさえあれば枚数が少ないゲームでも遊べるため、大は小を兼ねる的な意味合いもあり、52枚のトランプが最も普及していると付け加えてテーマを締めた。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)