カンニング竹山、ワクチンパスポートへの不安語る 「分断始まりりつつあったら怖い」

日本国内でも検討されているワクチンパスポートについてカンニング竹山が考えを述べた。

2021/09/21 07:15

カンニング竹山

21日に放送された『AbemaPrime』(AbemaTV)にカンニング竹山が出演。一部海外で実施され、国内でも検討されているワクチンパスポートについてトークする一幕があった。



 

■「国家として決めるって相当」

日本国内でもワクチンパスポート導入について議論が進んでいる。ワクチンを打った人からすれば、パスポートはメリットしかないが、「ワクチンを打てない」「ワクチンを打たない」人たちに対して差別なのではないかとする声も上がっているようだ。

竹山は、ワクチンパスポートに賛成だったが、イギリスで差別や私権制限などを理由にワクチンパスポートに待ったがかかっている状況を知り、「まだ今、国家として決めるって相当なことなのかな。日本がいけるのかな」と不安を語った。


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■「分断が始まったら怖い」

竹山は「ワクチンで分断が始まりりつつあったら怖いなと思って」と前置きし、「気軽にテレビ上で『ワクチンうちました?』って質問がやりとりがあって、演者が『打ったよ打ったよ』って言ってる人いるんだけど…」と現状を振り返える。

「これって、ワクチンをうってない人からテレビを見ていたら、あまりいい気持ちじゃない人もいるんじゃないかって」としたうえで、「当たり前のよう今聞いてしまっているから。でも、そこまで考えないといけないというのも、少し嫌だなあっていう思いもあるし…」と心中を吐露した。


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■国内のコロナワクチンは半数が接種

現在日本国内のワクチン接種人数は、1回目接種が65.3%・2回目が53.1%となっている。高齢者からはじまったワクチン接種は急速に浸透しているが、地域によっては、64歳以下の予約が全然取れない状況も続いている。

ワクチンパスポートを導入することで、「ワクチンを打つメリット」が増大する一方で「ワクチンを打てない・打たない」人たちへの差別や私権制限といった問題も持っている。メリットばかりに目がいきがちだが、そのリスクも考えなければならない。

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(文/しらべぇ編集部・Aomi

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