メルカリを装ったフィッシング詐欺に注意 「手口が巧妙化している」
「フィッシング詐欺の手口が巧妙化しており、本物と見分けがつかないケースも多々見られる」と国民生活センター。
■海外にSMS送信
また、70代女性のもとには「荷物を預かっている」というSMSが届いたために、URLをタップ。すると、不審なアプリがダウンロードされたという。その後、スマートフォンの通信費が前月より2万円高かったために、携帯会社に問い合わせしたところ、海外にSMSが送信されていたことが判明。
さらに、40代男性は「不在通知」のSMSに記載されているURLにアクセスしたところ、キャリア決済で電子マネーが購入されていたという。その被害額は約11万円にのぼる。
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■被害回収は困難
国民生活センター担当者は「このようなケースでは、被害額を回収することが難しい」と話す。そのため、「不審なSMSには反応しないこと。あやしい場合には事業者に問い合わせするか、または消費者ホットライン 188に連絡してほしい」と述べた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)