大谷翔平、バット振らせてもらえず 2度の申告敬遠に大ブーイング
本塁打王がかかる大谷選手だが、連続の申告敬遠を含む4四球で勝負をさせてもらえなかった。
ロサンゼルス・エンゼルスに所属する大谷翔平選手は23日(現地時間22日)、本拠地エンゼル・スタジアムで行われたヒューストン・アストロズ戦に出場した。接戦となった本塁打王争いを繰り広げる大谷選手だが、この日は敬遠が相次ぎ勝負をさけられた。
■本塁打王争いに期待も敬遠に
ア・リーグの本塁打王は現在、46本のサルバドール・ペレス選手(ロイヤルズ)とウラジミール・ゲレロJr選手(ブルージェイズ)を大谷選手が一本差の45本で追いかける展開になっている。大谷選手にもトップと並ぶ46本目の本塁打が待たれるところだ。
そんな期待もかかり23日(22日)に3番・指名打者で先発出場した大谷選手。ところが、この日の大谷選手は一塁ゴロに終わった第3打席以外は敬遠されてしまい四球。特に第4・第5打席に至っては申告敬遠され、バットを振ることすらかなわなかった。
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■スタジアムには大ブーイング
大谷選手の本塁打を警戒した相手からの敬遠策にスタンドからはブーイングが集まった。特に2回目の申告敬遠となる第5打席のブーイングはひとっきり大きなものとなっていた。
試合結果こそ9−5でアストロズが勝ったものの、事前にアストロズの公式ツイッターで大谷選手のことをあおっていたのもあり、徹底的に大谷選手との勝負を避けた姿勢には日本でも「ダサい」と非難の声が集まっている。
なおライバルのゲレロJr.選手も快音は響かず、ペレス選手の所属するロイヤルズの試合は悪天候のため中止になっている。はたして大谷選手は残す試合で追いつき、追い越すことはできるのだろうか。