死者も発生するマダニに厚労省が注意喚起 『ゆるキャン』コラボも話題に
「まずマダニにかまれないようにすることが大事。もしかまれてしまった場合は、取ったり払わないことが必要」と担当者。
■新たな感染症を発見
さらに、北海道ではマダニが媒介する新たなウイルス感染症「エゾウイルス」を、北海道大学などの研究チームが発見。マダニや野生動物にもエゾウイルスが感染しており、道内に定着している可能性があるという。
このような状況下、2013年にはマダニに対する虫よけ剤が新たに認可された。現在はディートとイカリジンの2種類の有効成分入りのものが市販されている。これらの虫よけ剤を使用することで、マダニの付着数は減少するという。
関連記事:金爆・喜矢武豊、隔離期間の終了を報告 「ひとまず元気になりました!」
■予防啓発のため人気アニメとコラボ
そんな中、厚労省は予防啓発を図るために、テレビアニメ『ゆるキャン△』シリーズとコラボしたポスターを作成。今回コラボした『ゆるキャン△』は、山梨県や静岡県を舞台に、女子高生たちがキャンプをしたり、日常生活を送る様子を描いた人気アニメ。
2021年1月からは、『ゆるキャン△SEASON 2』が放映されており、2022年には映画『ゆるキャン△』の公開が決定している。
関連記事:ゆきぽよ、新型コロナ感染を所属事務所が発表 濃厚接触者はなし
■マダニを取り払わないこと
厚労省感染症情報管理室は、しらべぇ編集部の取材に対して「まずマダニにかまれないようにすることが大事。もしかまれてしまった場合は、マダニ自体を取ったり、払わないことが必要」と話す。
「かまれたマダニを取り払うと、マダニの体液が人体で逆流することがあるので、そのまま医療機関へ直行するように」とアドバイス。
・合わせて読みたい→ゆきぽよ、新型コロナ感染を所属事務所が発表 濃厚接触者はなし
(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)