『世界遺産』25周年スペシャル第2弾は 8Kカメラで撮影した高野山金剛峯寺

『世界遺産』では約1年かけて「高野山の四季」を撮影。国宝・多宝塔内部を史上初の8Kカメラで撮影するなど、見どころ満載だ。

2021/09/28 10:00

TBS世界遺産・多宝塔五智如来像

10月3日午後6時より『世界遺産』(TBS系)25周年企画第2弾を放送。8K・4Kカメラで撮影された高野山の貴重映像の数々が紹介される。



 

■日本仏教の聖地「高野山」

1996年から放送を開始し、今春に放送25周年を迎えた同番組。4月に放送されたスペシャル企画第1弾「空から見る京都 四季の絶景」に続く第2弾の今回は、約1年かけて全編を高精細の8Kカメラと4Kカメラで撮影された「高野山の四季」を放送。

高野山は、山全体が「金剛峯寺」という名の寺院の境内で、主殿をはじめとしたさまざまな仏教建築物を備えており、総坪数48,295坪を有する。また2004年に世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の1つであり、9世紀に弘法大師・空海が密教(真言宗)の道場として開いた日本仏教の聖地として信仰を集めている。


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■源頼朝の供養塔

TBS世界遺産・金剛三昧院多宝塔

まず最初の見どころは、世界遺産に登録されている金剛三昧院(こんごうさんまいいん)の境内に建つ「多宝塔」の内部を史上初となる8Kカメラで撮影した映像だ。金剛三昧院は、鎌倉幕府の初代征夷大将軍となった源頼朝の菩提を弔うため、妻・北条政子が発願し1211年に創建。その後、息子の実朝の菩提も弔うために改築され、以後将軍家の菩提寺として信仰された。

国宝に指定されている「多宝塔」は1233年に建造され、塔そのものが源頼朝の供養塔だと考えられている。現存する建造物としては高野山最古であり、滋賀県大津市にある石山寺の多宝塔に次いで日本で2番目に古い。

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■五智如来像の撮影を敢行
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