ある企業のエンジニアたちに異変、その正体は… 「めっちゃ分かる」と共感の嵐
新型コロナウイルスの影響を受け、大きく変わった人々の働き方。そんな中で、ある「定説」が覆ることに…。
■全国のサラリーマンに伝えたい…
弊社は元々「エンジニアは朝が苦手」という前提の元、遅刻の概念がないスーパーフレックスを導入していますが、フルリモートになってからは特に朝7時とか8時から働き始める人が増えているので、朝が苦手というより朝起きて通勤することが苦手なんだなという理解になりました。
— ひさじゅ@Webエンジニア転職特化のプログラミングスクールRUNTEQ (@hisaju01) September 28, 2021
「以前はお昼くらいに会社に来る人が多い印象でしたが、フルリモートワークになってから、みんな出社時間がどんどん早くなっているように見えたため、今回ツイートしました」と、投稿の経緯を振り返る菊本氏。
同社は創業から「出社自由」の形態を導入しており、「働く時間や場所を自由にし、最も自分のパフォーマンスが発揮できる時間・場所で働いてください」という運用を実施していたのだが、こちらの制度を取り入れた背景に「菊本氏自身、朝が苦手である」という事情があったのだから微笑ましい。
また「特に予定があるわけでもないのに数分の遅刻で怒られたり、それが査定に響いたり、朝の始業時間がカッチリしている割に終わりの時間が緩かったりと…サラリーマンの制度に疑問を持っていたことも挙げられますね」と、全国のサラリーマンが体全体で大きく頷いてしまうであろう「ごもっとも」な意見もみられた。
関連記事:ひろゆき氏、古市憲寿氏と似ていると言われ共通点を明かす 「共通の好物が…」
■なぜ「朝が苦手」と感じたのか?
菊本氏自身が「朝が苦手」と判明したが、しかしなぜ「エンジニアは朝が苦手」という考えに至ったのだろうか。
記者も漠然と「エンジニアの人は朝が弱そう」なイメージを持っているのだが、自身はバリバリの文系なうえ、エンジニア職に就いた経験もないため、根拠に乏しいものである。
そこで菊本氏に、こちらの考えを裏付けるに至ったエピソードを尋ねてみると、「コロナ禍以前、割とみんなが出社していた頃に『何時から仕事をしても良いけど、遅くなるときは正直に伝えてね』という形で予定時間を伝えてもらっていた時に、『出社芸』と呼ばれる報告が多数確認されていたからですね」と、笑みを浮かべつつの回答が。
より具体的に聞いたところ、「三度寝をやらかしました」「社員旅行の集合時間に起きられないので会社に泊まります(結果遅刻)」「19時に出社します」「明日午前中に出社します(フラグ)」など、個性豊かでわんぱくな報告が過去には多数見受けられたそうだ。
そのため夜型の人間が多いと認識していたのだが、「今はみんな朝が早くて、びっくりしています」と、社員たちの変化について笑顔で語ってくれた。
コロナの影響でひとりひとりの働き方が大きく変わった昨今だが、今回のような「新たな発見」があった人は、少なくないだろう。
・合わせて読みたい→『スッキリ』テレワーク可能でも出社する会社員 「切実な本音」に反響
(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)