ドンキ店頭の案内板、あまりに謎すぎて「ちょっと何言ってるか分からない…」

ドン・キホーテで発見した案内板。あまりに「理解不能」な内容が、大きな話題となっているのだ。

2021/10/04 04:45


 

■案内板を作る「翻訳作業」に驚き…

今回の取材を快諾してくれたPPIH担当者曰く、こちらの案内板は同店オープン当初から設置されたもので「地域に寄り添ったドンキを目指す」という意思の元、沖縄ならではの言葉を積極的に取り入れたデザインとなったそう。

ドンキ豊見城店

またグーグル先生ですら解読できなかった案内板の表記に関しては、「残念ながらネイティブな表現ではございません。沖縄方言(うちなーぐち)は戦前からある言葉ですので、現代語と照らし合わせた場合、どうしても齟齬が生じます」「それらと今の30代〜60代の沖縄の方々が理解していたり、耳にしたことがある沖縄方言と組み合わせたものを案内板に掲示しております」と解説してくれた。

ドンキ豊見城店

以前から存在する言葉であれば「ゴミ袋=ちりぶくろ」といった具合にネイティブな変換が可能なのだが、「ヘアケア商品」のようにそのまま該当する言葉が存在しない現代語に関しては「髪質を良くする→良くなる(じょーとー)」と「髪(からじ)」を組み合わせて「じょーとぉーからじ」と表記したりなど、工夫を凝らしているという。


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■その他の案内板も強烈だった

ドンキ豊見城店

なお、masashiさんがツイッターにて投稿した写真の他にも、変わった表記の案内板があるのか軽い気持ちで尋ねたところ、PPIHは(恐らく)店舗内の全案内板の写真を送ってくるという本気具合を見せてくれた。

ドンキ豊見城店

スペースの都合上、全てをピックすることができずに残念だが、いずれも「あがーのーしー」「あかんぐゎむん」「いんぐゎー」など、初見殺しどころか、何度読み返しても全くピンとこない表記が確認できる。


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■一体どんな店舗なのか?

なお、今回注目した「MEGAドン・キホーテ豊見城店」は沖縄エリアでは最大級の広さを誇る店舗で、那覇空港にアクセスしやすいうえ、沖縄本島南部地域の観光地に向かう途中にもあり、まさにショッピングに打ってつけ。

夏にはマリンレジャーが楽しめるビーチも近くにあるため、沖縄観光の拠点として、同店を中心に周辺を散策するのも良いだろう。

ドンキ豊見城店

もちろん地元ユーザーからの支持も絶大で、担当者は「特に精肉やデリカ(ピザ)は、地元の方々から大変ご好評を頂いております!」と笑顔で語る。

他にも「オリオンビール」や「SPAM」など沖縄関連のロゴTシャツも好評で、こちらは観光客・地元ユーザー問わず根強い人気を誇るという。

ドンキ豊見城店

また、同店2Fのフリースペースには豊見城が発祥とされる「ハーリー」(船)を象ったベンチが設置されており、こちらはドンキを訪れた人々の憩いの場所となっているのだとか。

ドンキ豊見城店

さらに店舗外壁には沖縄で有名な「ミンサー柄」が使用されており、内装だけでなく外観にも「沖縄色満載」な演出が施されている点が、じつに地元愛を感じさせる。

ドンキ豊見城店

その他にも、ドンキのキャラクターであるドンペン、ドンコが竜宮城をモチーフに描かれた箇所や、豊見城市のゆるキャラ・アゴマゴちゃんとコラボしたレアなデザインなども見られるので、沖縄を訪れた際は、ぜひ隅々まで同店を散策してみてほしい。


【店舗詳細】

ドンキ豊見城店

「MEGAドン・キホーテ豊見城店」

沖縄県豊見城市翁長854−1

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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

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