港町に出現する謎の「たこ焼き販売車」 地元で長年愛される理由とは?

千葉・飯岡の漁港に現れる移動式販売のたこ焼き店。地元で長年愛されるこの味、ウマさの秘訣を探った。


 

■ソースに特徴

たこやきさんた

特徴はソースにもあり、ちょっと甘辛いテイストなのだ。店のおじさんは「フルーツを入れて甘めに仕上げた特注品。バーモントカレーにりんご入っているでしょう? あれと同じ感じだよ」と、こっそり記者に隠し味を教えてくれた。

青のりをこれでもかとかけてくれ完成。一口食べると、外側はしっかり焼き上がり、中はふっくらほっくほく。甘辛いソースと青のりの香りがさらに食欲を誘う。これは病みつきになる味で、激ウマい。

しかも8個入りのはずなのに、ぎっしり10個を詰め込んでくれている。さらに「これも食べてね」とミルクキャンディーまで。なんていう優しさだ。


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■津波が襲った飯岡

たこやきさんた

2011年に発生した東日本大震災で、ここ飯岡エリアは大きなダメージを受けている。東北エリアの被害が深く印象に残っているが、この地にも大きな津波が襲い、約3800棟が被災。海岸沿いの飲食店や民宿などが流され、14名が亡くなっている。それに輪をかけて近年は若者の地元離れ、高齢化も進んでいる。

「地震の時はどうにか大丈夫だったよ。ホテルや旅館なんかも壊れてしまったけど、また活気ある町に戻ったらうれしいね」とたこ焼きさんたのおじさん。そんな飯岡のソウルフードを守るため、平日は旭市内のスーパー「ダッツノ」、週末のみこの漁港で販売している。

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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤

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