日本人の新型コロナ感染者数はなぜ減少している? 海外SNSで人々が激論中
日本の急速な感染者数減少は、専門家も困惑するレベル? 海外の人々が「自国の感染対策が進まない」と思う理由とは…。。
日本国内の新型コロナウイルスの新規感染者数は各地で減少傾向にあり、現在では1日あたり1,000人から500人ほどを推移している。
これまで、まん延防止などの重点措置や緊急事態宣言などの対策を講じてもブレーキのかからなかった感染者数が、ここへきて急激な勢いで減少していることは海外メディアでも大きく報じられている。
海外のSNS上では、成功の理由についてさまざまな予想や憶測が飛び交っている状態だ。
■専門家も困惑するレベル
日本で最も感染者数の多い東京都における新型コロナウイルス感染者の数は、8月のピーク時の5,773人から、10月に入ってからは100人以下の日が続いており、大幅な減少傾向にある。
このあまりにも急激な変化には国内外で注目が集まっており、『USA Today』『AP通信』などの海外メディアは「日本のウイルス対策の成功に専門家すら困惑」などといった見出しで、報道している。
関連記事:東京都、20日のコロナ新規感染者は843人 7日連続の前週比減で小康状態か
■マスクかワクチンか、それとも…
海外掲示板『Reddit』やTwitterなどのSNS上では、感染者数減少の理由について意見が続出している。
「マスクをつける人がとても多いから」
「アルコール提供なしと、午後8時で営業終了する『ソフトロックダウン』がうまく機能した」
「肥満率の少なさが答えだろうね」
一方で、原因を特定することは難しい、まだ成功と見なすべきではないという意見も見られる。
「それらはずっと以前からあったことで、最近になって改善された理由にはならない」
「集団免疫を獲得したかどうかは、もっと時間がたたないとわからないだろうね」
「多数の小さな要因が積み重なっていて、どれかに特定することは難しい」
「東京オリンピックのナンセンスが終わって、人々が予防接種に真剣になっただけだろう」
「メディアが何を考えているかわからないけど、成功というにはあまりにも時期尚早だと思う。これからインフルエンザのシーズンに入るし」