「人間の親指が太い理由」をチコちゃんが解説 脳の大きさにも関係していた
『チコちゃんに叱られる』親指が太いのは実は人間だけ。この変化が脳の進化にも大きな影響を及ぼしていた。
■脳が成長
人間が食べ始めた骨髄には、脳の発達や機能に関わる脂肪酸が豊富に含まれていて、骨を食べる以前と以後で人類の脳のサイズは2倍以上に変化。
その後、脳が成長したことによってさらに高度な道具を作れるようになった人類は180万年前に草原で狩りをはじめ、現代まで成長を続けた。
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■他の動物も
番組では、人類と同じように食べ物を求めて指の形が変化していった例をほかにも紹介。アイアイの中指だけが針金のように細長いのは、ラミーという硬い果実に穴を開けてほじくるためである。
人間が食べ物を求めて進化した結果、副産物として脳も進化。人類の進化の意外な一面を紹介してくれたチコちゃんだった。
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(文/Sirabee 編集部・Aomi)