張本勲氏、パ・リーグ優勝争いは「オリックスが苦しい」と分析 賛否両論に
パ・リーグの優勝争いについて、張本勲氏は「吉田正尚選手がいない」ことやロッテに自力優勝の目があることを理由に、「オリックスが苦しい」と分析した。
24日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が1年半ぶりにスタジオに出演。オリックス・バファローズと千葉ロッテマリーンズがデッドヒートを繰り広げるプロ野球パシフィックリーグの優勝争いについて持論を展開した。
■張本氏「オリックス苦しい」
番組は残り10試合を切っても優勝の決まっていないプロ野球を冒頭から紹介。
23日終了時点でパ・リーグは2位のロッテが残り5試合でマジック4という状況で、首位のオリックスは残りが1試合となっていることが伝えられた。
張本氏はパ・リーグの順位が記載されたフリップを見ながら「5ゲームで4勝すれば、オリックスが勝っても、ロッテが優勝しますから。ちょっとオリックスは苦しいわね。主軸の吉田(正尚)、バッターがいないからね。これが非常に痛いと思いますね」と指摘。
「ロッテ有利」との見方を示した。
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■真中満氏は反論
元東京ヤクルトスワローズ選手・監督の真中満氏は「そうですね、あとオリックス1試合なんですけども、これ山本由伸ってエースが投げられるんですよ。だからこれオリックスは勝てると思うんですよね」と指摘する。
そして「そうなると、もうロッテは残り試合全部勝たなくてはいけないくらいの状況になりますんで、だから残して結構ロッテも負けられない試合が続きますから。苦しいと思いますけどね」とコメント。
「ロッテも苦しい」とし、「どちらが有利か」という点には、言及しなかった。
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■反応は賛否両論
オリックスが苦しく、ロッテが有利ではないかという張本氏の見解。視聴者からは「たしかにそう」「自力Vの可能性がないオリックスが苦しく見られるのは仕方ない」「張本さんはロッテOBだから多少贔屓目もあるのでは」という声が上がる。
一方でオリックスファンからは「オリックスは吉田正尚だけのチームではない」「チーム一丸となって吉田の穴を埋めている。状況的にはオリックスが1勝すればロッテは負けられなくなるわけだし、オリックスが有利」などと反論も出ていた。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)