とんでもない流星撮影に成功したフォトグラファー 「数千枚がボツになった」
星空の魅力について「何といっても、その美しさ。天の川銀河は見ても撮っても楽しい」と話す。
■美しさに涙
星空の魅力については、「何といっても、その美しさ。天の川銀河は見ても撮っても楽しい」と話す。空が澄んでいる日には、星を何百回と撮影しても、その美しさに涙することもあるという。
関岡さんが今までに見た中で最も大きな流星は、頭上を15秒程度流れながら爆発したそうだ。「あまりに近くて自分のところに落ちてくるのではないかと思った。その衝撃は今でも忘れられない」と語る。
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■ワールドワイドなつながり
今回のような大火球の撮影に成功すると、地球の反対側にあるブラジルのカメラ仲間から、祝福のメールが届くという。「ワールドワイドにつながれることも、星空撮影の魅力。ぜひ直接きれいな星空を見に行ってほしい」と話す。
最後に今後の夢については、「プロの星景写真家になりたい。世界中の美しい星空をカメラに収めるためには働きながらでは難しいかも知れない。貧しくなってもいいので、『やり切った』という人生にしたい」と熱く語った。
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■奇跡のベストショット
少し説明を…
この構図は大台ケ原で1番好きな構図で、ここで流星を撮りたくて来る日もくる日も通った場所なんです…
暴風の中で撮影してカメラ倒して20万かかったり、撮影中寝てしまって気づいたら朝なんてこともありました。
ようやく撮れた渾身の2枚なんです!
並べましたので是非見てください😭🙏 pic.twitter.com/RUJQLhqlAA— Hiroaki Sekioka | 関岡 大晃 (@hirography_321) October 26, 2021
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(取材・文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部)