業者は「加工希望なら追加料金」 現代の卒アル事情に保護者は愕然

これから先の卒業アルバムは、蠟人形のような肌、デカ目、小顔の生徒の写真ばかりなのだろうか…。

2021/10/30 13:30

卒業アルバム・卒業証書

12歳の娘を持つ母親が、現代ならではの卒業アルバム事情をTwitterで明かし、世間を驚かせている。アメリカの『New York Post』やオーストラリアの『news.com.au』などが報じた。



 

■卒アル写真に加工が必要?

アメリカのメリーランド州に住むジェニファー・グリーンさん(43)には、マデリーンちゃんという12歳になる娘がいる。数日前、自身のTwitterで「学校から配布された“お知らせ”を読んで愕然としたのよ」と明かした。

小学校の卒業の際に発行される卒業アルバムの写真を、制作業者が「加工しますか?」と尋ねてきたというのだ。


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■「完璧である必要はない」

そのお知らせには「写真の加工を希望される方は、追加料金12ドル(日本円にして約1,400円)をお支払いください。例えばソバカスを消したり、歯のホワイトニングや矯正、肌の色の修正や傷跡の除去も可能です」と書かれていた。

ジェニファーさんは「読んでショックを受けました。クリック一つで完璧なルックスになる、そんなのバカげていて私は絶対に反対です。そもそも完璧でいる必要なんてないでしょう」と強い語調で批判している。

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