通天閣を盗用した悪質コラージュ画像拡散 運営会社は「法的措置を検討」
「明らかなフェイクニュースにも関わらず、信じてしまっていた人がいたことも残念。コロナ禍で、心がすさんでしまっているのかも知れない」と担当者。
大阪府が飲食店への時短要請を解除した先月25日、通天閣(大阪市浪速区)が約1年3カ月ぶりに「大阪モデル」の警戒解除を示す「緑色」のライトアップを始めた。
そんな中、通天閣の広告文字を勝手に変えたコラージュ画像が拡散したため、運営会社がTwitter上で怒りをあらわにした。
■メッセージ改ざん
Mataz Razzという名のTwitterアカウントは、2日午前0時2分に「突然の投稿をお許しください。私は5年間、神戸に住んでいました。このワク◯を射たせることが目的の嘘コロ騒動が許せません。関西に友人・知人がおりますので、よろしければ自由にお使いください」と投稿。
また、投稿された2枚の写真では、通天閣のメッセージ表示部分が「射っちゃダメだよ」と「治験中 射ったら あかん」に改ざんされている。
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■語気が荒く圧を感じた
3日夕方からは、市民などから通天閣に「こんな投稿がされている」という通報とともに「こんなん許していいのか」、「なんぼ出したら、こんなんできるの」などの抗議が約20件寄せられた。担当者はしらべぇ編集部の取材に対して「語気が荒く、圧を感じた」と話す。