火災発生に気づかず熟睡していた男性 必死に起こした飼い猫が逃げ遅れ死亡

ペットの猫をとてもかわいがっていたある男性。猫も、男性のことをとても大事に思っていたようだ。

猫・暖炉

家の中に煙が充満し、極めて危険な状態に…。それに気づいた猫が真っ先に飼い主のもとに向かい、必死に起こそうと試みた。そのおかげで飼い主が生きて家から出られたことを、『Metro』などイギリスのメディアが報じている。



 

■まさかの火災発生

10月29日のこと、イギリス・ヨークで暮らすマシュー・スレイターさん(49)の自宅で火事が起きた。このときマシューさんは寝室で寝ており、煙が充満していること、そして炎が寝室に迫っていることにまるで気づいていなかった。

しかしマシューさんが飼っていた猫はいち早く火災発生に気づき、マシューさんのもとへ。ベッドに飛び乗り顔を引っかいて起こそうとしたが、マシューさんはなかなか目を覚まさなかった。


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■猫との永遠の別れ

ようやく目覚めたマシューさんは煙に驚き、窓から身を乗り出しながら必死に通報。「すぐに来て!」「このままだと焼け死んでしまう」とオペレーターに伝えた。急行した消防隊員はドアを蹴破り屋内に入り、マシューさんの救出に成功。

ようやく外に出たマシューさんは「猫が中にいる」と騒ぎ家の中に戻ろうとしたが引き止められ、そのまま救急車に乗せられ病院に搬送された。

その後、焼け跡を確認した隊員が猫の死骸を発見。猫を心配していたマシューさんがショックを受けないよう、死骸を布で包み箱に入れてからその場を去った。

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ペット通報火事消防隊翻訳記事
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