岩手県に実在した“鬼死骸村”にまつわる伝説 住民は「鬼滅効果は絶大」

現地を訪れた投稿者は、「おどろおどろしい地名と、静かで穏やかな田園風景のギャップがとても良かった」と話す。

2021/11/11 16:45


 

■地域のヒーロー

周囲が12.8メートル、高さ1.5メートルある「鬼石」は、当時の村の中心に置かれており、小野寺所長は「大武丸は地域のヒーロー的存在だったと思われる」と話す。

鬼石

この地域に存在した「舞草刀(もくさとう)」が戦いに使われたが、朝廷側が使っていた刀よりも強かったという言い伝えがあるそうだ。


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■忘れ去られることを懸念

小野寺所長は「鬼死骸村の存在を地元でも知らない人が多く、また忘れ去れそうになっていることを懸念している」と話す。

鬼死骸停留所

そのため、伝説の地を巡るツアーを3年前から開催。先月には計3回のツアーが開かれたが、約120人が参加した。『鬼滅の刃』効果は絶大だといい、来年も同じ時期にツアーが予定されている。

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■村の貴重な絵図
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