大谷翔平選手、シルバースラッガー賞を初受賞 「まだまだ伝説の始まりにすぎない」
大谷翔平選手、日本人ではイチロー氏以来のシルバースラッガー賞を受賞。ネットでは祝福の声が続出。
ロサンゼルス・エンゼルスに所属する大谷翔平選手は12日(現地時間11日)、打撃のベストナインに相当するシルバースラッガー賞のア・リーグ指名打者部門に初選出された。
■過去にはイチロー氏も
シルバースラッガー賞とは、バット製造のアメリカ最大手ヒラリッチ&ブラズビー社がスポンサーとなり、1980年にスタートした。各球団の監督とコーチが投票権を持ち、それぞれのポジションで優れた打撃成績を残した選手が贈られる賞で、打撃成績のみが評価される。
歴代最多受賞は、バリー・ボンズ氏(元サンフランシスコ・ジャイアンツ)が12回受賞。日本人選手では、イチロー氏(元シアトル・マリナーズ)が2001年、07年、09年に受賞している。
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■次はMVPの受賞
10月には、大リーグ選手会の選手間投票で「年間最優秀選手賞」と「ア・リーグ最優秀野手賞」をダブル受賞。それだけでなく、19日(現地時間18日)に発表されるMVPでも最有力候補でもある。
今シーズンの大谷選手は、打者として打率2割5分7厘、46本塁打、100打点、26盗塁、OPS.965の好成績。投手で9勝2敗、防御率3.18、156奪三振、WHIP1.09。二刀流としてタフなシーズンを戦い抜き、不調のチームを牽引し続けた。