ワクチン接種会場でセラピードッグが活躍 子供たちに寄り添い不安ぬぐう存在に

かわいい犬に癒やされ、不安も軽減。接種会場からは、喜びの声があがっている。

セラピードッグ・犬

アメリカで、5歳から11歳の子供たちへの新型コロナウイルスワクチン接種が始まった。不安な気持ちを抱え接種しに来る子供たちをサービスドッグが見守る会場で、「犬の癒やし効果が抜群!」という声があがっている。

保護者や関係者の声を、『TODAY』などアメリカのメディアが伝えた。



 

■子供に寄り添う存在

5歳から11歳の子供たちへの新型コロナウイルスワクチンの接種が始まったアメリカで、「不安をできる限り解消してあげたい」という声が保護者の間で高まっている。

そんな中で大いに活躍しているのが、しっかりと訓練を受けた行儀の良いセラピードッグたちだ。ワクチン接種を待つ子供たちの要望に応じ、犬たちは膝に座る、また芸を見せるなどして寄り添うのだという。

その癒やし効果は抜群らしく、子供たちからも「楽しかった」という声があがっている。


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■犬たちが大活躍

会場で犬に癒やされたというノーランちゃん(7)は、「ワクチン接種に行ったのに楽しかった」「セラピードッグのチェスターくんに会って、なでさせてもらったよ」とコメント。

ノーランちゃんの母親も取材に応じ、「ワクチン接種を待つ子供たちを、ワンちゃんたちが見守ってくれました」「不安そうな子供たちもいましたが、犬を見るとそちらに夢中になって、ワクチンを怖がる間もなかったようです」と語った。

すべての会場にセラピードッグがいるわけではないが、同じ取り組みをする会場が増えているという。

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■子供たちの意思を尊重
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