お湯を入れると絵が消える紙コップ 作家は「子供が喜んでくれるのが一番嬉しい」
作者は「おもちゃ作家は、自分にとっての天職。子供たちに喜んでもらえるおもちゃをずっと作り続けたい」と願望を語った。
■構造が大好き
また、ミニチュアティッシュボックスは、紙を互い違いに20枚程度重ねている。佐藤さんが子供の頃にティッシュを分解し、構造を観察。「小さい頃から、このような構造に大変興味があった」と話す。
10歳と3歳の男児の母でもあり「自分の幼少時代に考えていたことを、今は大人の技術を使って実現できている。そのおもちゃを使って子供たちと遊べることがこの上ない喜び」と佐藤さんは語った。
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■世の中で役立てる天職
今月25日には、自身3冊目となる『ふきさんのシーズンおもちゃ大百科』が出版される。未発表新作を含む 42レシピが掲載されており、漢字にはふりがな付きで、大人も子供も楽しめる作品となっている。
読者からは、「風呂に入れなかった子供が、風呂で使えるおもちゃを作ってあげたところ入れるようになった」、「病院で入院している子供と、本に掲載されているおもちゃを一緒に作った」といった声も寄せられているという。
「おもちゃ作家は、自分にとっての天職。子供たちに喜んでもらえるおもちゃをずっと作り続けたい」との願望も明かし、「コロナが落ち着いたら、以前行っていた全国各地でのワークショップを再開させたい」と述べている。