白いタヌキに好意を寄せるメスとのツーショット 飼育員は「非常に珍しい光景」
リュウ(オス)とポコの仲睦まじい姿が話題に。飼育員によるとポコがリュウに一方的に想いを寄せているという。
■同じ遺伝子変異
リュウは、黒いメラニン色素が作れないために体が白い「アルビノ」と呼ばれる個体であり、現在国内で展示されているアルビノタヌキは飯田市立動物園と大内山動物園(三重県度会郡)のみとのこと。
また、京都大学古賀章彦教授らの研究チームが、この2頭を詳しく調べたところ、偶然とは思えない全く同じ遺伝子変異が見つかった。約170キロも離れた場所にいた2頭は、親戚同士の可能性が高く遺伝子が何世代も受け継がれたとみられている。
なお、アルビノの個体は紫外線から体を守りにくく、視力が弱い上に目立ってしまうため、敵に襲われやすい。このような理由から生存しにくいといわれている。
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■仲睦まじいツーショット
カメラ目線いただきました🙌#飯田市立動物園#ホンドタヌキ pic.twitter.com/mbXO8b0bWg
— 飯田市立動物園 【公式】 (@iidazoo) November 16, 2021
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(取材・文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部)