大谷翔平選手、満票でア・リーグMVP受賞 石橋貴明らも祝福コメント
大谷翔平選手がイチロー氏以来20年ぶりにMVPを受賞。エンゼルス公式も喜びの声をツイート。
ロサンゼルス・エンゼルスに所属する大谷翔平選手は19日(現地時間18日)、今季のア・リーグMVPに満票で選出された。
■イチロー氏以来、20年ぶり
MVPはシーズンの成績を基に全米野球記者協会(BBWAA)の会員30人の投票で決定するが、全員が大谷選手に1位票を投じ、満票での選出。2位はア・リーグ本塁打王のウラジミール・ゲレロJr内野手(トロント・ブルージェイズ)、3位はマーカス・セミエン内野手(ブルージェイズ)となった。
ア・リーグでの満票選出は2014年のマイク・トラウト外野手(エンゼルス)以来11人目。日本人選手としては2001年のイチロー氏(シアトル・マリナーズ)以来、20年ぶり。
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■8つの賞に選出
10月には、大リーグ選手会の選手間投票で「年間最優秀選手賞」と「ア・リーグ最優秀野手賞」をダブル受賞。その他にも、専門誌『ベースボール・アメリカ』の「年間最優秀選手」など、8つの賞に選出。
今シーズンの大谷選手は、打者として打率2割5分7厘、46本塁打、100打点、26盗塁、OPS.965の好成績。投手で9勝2敗、防御率3.18、156奪三振、WHIP1.09。二刀流としてタフなシーズンを戦い抜き、不調のチームを牽引し続けた。